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2012年03月05日

独学院 公然わいせつ罪から

参りましょう。

<公然わいせつ罪>

 公然とわいせつの行為をした者は、6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処せられる[174条]。

 本罪の保護法益は、公衆の健全な性的風俗である。

 「公然」とは、不特定又は多数人が認識できる状態をいう。
 「わいせつの行為」とは、その行為者又はその他の者の性欲を刺激興奮又は満足させる行動であって、普通人の正常な性的羞恥心を害し善良な性的道義観念に反するものをいう。

<わいせつ物頒布等罪>

 わいせつな文書、図画その他の物を頒布し、販売し、又は公然と陳列した者は、2年以下の懲役又は250万円以下の罰金若しくは科料に処せられる。犯罪の目的でこれらの物を所持した者も、同様に処せられる[175条]。

 わいせつな画像を録画したビデオテープ、わいせつな音声を録音したテープ、わいせつな画像を記憶、蔵置させたホストコンピュータのハードディスクは、わいせつ物にあたるとされる。

 本罪の行為は、わいせつ物の頒布、販売、公然陳列、又は販売目的をもって所持することである。
 「頒布」とは、不特定又は多数人に対して配布することをいい、「販売」とは、不特定又は多数人に対して有償で譲渡することをいう。
 「公然と陳列」するとは、不特定又は多数人が認識できる状態に置くことをいう。不特定又は多数人に対する、映画フィルムの上映、わいせつな音声を録音したテープの再生がこれにあたる。また、ダイヤルQ2の回線を通じて、誰でも、どこからでも聴取できる状態にする行為も公然陳列にあたるとされる。

 「販売目的所持」の販売目的は、本罪が日本国内における公衆の健全な性的風俗を保護するものであるから、国内での販売目的をいい、国外での販売目的は含まない。

<賭博罪・常習賭博罪>

 賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処せられる。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りではない[185条]。

 常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処せられる[186条1項]。

 賭博は、国民に怠惰浪費の弊風を生じさせ、勤労の美風を害するばかりでなく、甚だしいと暴行その他の副次的犯罪を誘発し、または国民経済の機能に重大な障害を与えるおそれすらあることから、処罰される。

 「賭博」とは、2人以上の物が偶然の事情に係る勝敗によって財物の得喪を争うことをいう。
 偶然性は、当事者間において確実に予測できないという意味であり、当事者の技能が勝負の決定に影響するものであってもよい。判例は、囲碁について賭博罪の成立を肯定した。
 当事者の一方が詐欺的手段によって勝敗を支配している場合には、詐欺的手段をした者について詐欺罪が成立するが、他方の者には賭博罪は成立しないとされる。

 賭博で得喪を争う財物は、有体物に限らず、財産上の利益の一切である。
 ただし、一時の娯楽に供する物、つまり、関係者が娯楽のために消費するような物を賭けたにとどまるときは、賭博罪は成立しない[185条後段]。その場で消費してしまうお菓子、食事などを賭ける場合である。

<死体等損壊罪>

 死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、3年以下の懲役に処せられる「190条」。

 本罪は、宗教生活上の善良な風俗、国民の正常な宗教的感情を保護法益とする。

 死体の「損壊」とは、死体を物理的に損傷、毀壊[きかい]する場合をいう。

 「遺棄」とは、死体を他の場所に移して遺棄する場合のほか、習俗上の埋葬とは認められない方法で放棄することをいう。
 行為のみならず、不作為によるものも含まれる。ただし、不作為による死体遺棄は、法律上死体の埋葬義務のある者についてのみ成立する。
 判例は、埋葬の責務を有する者が、葬祭の意思なく死体を放置して立ち去ることは遺棄にあたるとした。

つづく・・・
ラベル:刑法各論
posted by 94条2項の類推適用されずじまい at 11:24| Comment(0) | 刑法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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